
ヨガのインストラクターになって2年と3か月が経過した。
最初に「先生」と呼んでもらったフィットネスクラブ、ヨガが大人気の地域ってこともありスタジオはいつも満杯状態で、新米インストラクターの私の目の前に40人近くの会員さんがいました。
「まだ慣れていないので、ごめんなさい…プログラムを忘れないようにヨガマットの横にメモを置いてレッスンします。なるべく見ないようにしますので」と恐る恐る最初のご挨拶をしてから3ヶ月後…私は全くメモをみることなくレッスンを進めることができるようになりました。
よくよく考えると、そんな頼りないインストラクターに教えてもらうなんて自分ならちょっと考えちゃいますよね。 (汗)
でも、あのクラスの皆さんは誰ひとりとして私を見捨てることなく辞めるまでの1年3か月、ずっと私と一緒にヨガの時間を共有してくれたの。
その間に、息子の受験や父の死がありました。
一緒に泣いたり笑ったりしてくださった皆さんに育ててもらった私。インストラクターとして今があるのは、あのスタートのクラスの皆さんのおかげだと心から感謝しています。ありがとうございました。
現在、私は6つのクラスを持たせてもらっています。
どのクラスも長いお付き合いになりつつある皆さんばかり…
不思議と「一見さん」と呼ばれる方って少ないのね。スポーツクラブ・フィットネスクラブの「体験」で一度っきりって方はたまにいるけど、それでも記憶にある中で、その時限りって方は極めて少ない。
またお逢いできる嬉しさはインストラクターとしての幸せですから、本当に感謝しています。
ミナミナワールド。
ヨガのインストラクターとして大切なことはなんだろう?伝えていく立場としてどんなことが人を惹きつけるのだろうと…ずっと考えてきました。
最初はね、「ミナミナさんに逢いたい」って思われるような、そんなインストラクターになろうって思ってた。エアロのインストラクターでもヨガでもベリーダンスでもそうだけど「あの先生に逢いたくて」って思ってもらうことが大切だって。
今もその気持ちは変わらないんだけど、私が作りたい世界【ミナミナワールド】が変化してきたのは去年の秋頃から、かしら。
「先生のクラスに行くと安心します。皆が本当に素敵な方ばかりで…」
「気持ちいい方が集まる教室ですね」
こんな言葉を頻繁に頂くようになったのは2009年の秋あたりから。
自分自身もつねづね感じていたんだけど、私のクラスはみんなが和やかな気持ちの方ばかりでほんわかしている。いつも優しさに包まれているような…本来なら私自身が包み込んで差し上げるべきなんだろうけど、私までが包み込まれているような空間。それが私のクラスなんです。
一体化。この言葉が一番ふさわしい。
レッスンが始まってから終わるまで、その空間にいる皆が同じ気持ちなんだと気づいたの。一体化しているんだって。
私が作りたい「
ミナミナワールド」って、きっとこれなんだね。
気持ちが一つになるクラス、みんなが気持ちいい空気を運んでくれるクラス、こういった場所や時間を作っていくことが私の作りたかった世界なんだと思います。
私と繋がってくれる皆さん、本当にありがとうございます。
これからも、ヨガを通して素敵な時間を一緒に作ってくださいね!
来週のpureYOGA1月13日(水) 10時~11時20分 パワーヨガ初級編
1月16日(土) 19時30分~20時30分 ナイトヨガ場 所: 北夙川体育館2F 会議室
持ち物: 水分・タオル・ヨガマット(なければバスタオル)
料 金: 一回1000円