宝塚市立病院【薬剤部 部長】吉岡睦展先生を訪ねて話題の「たからづか」に行ってきました。
「たからづか」の何が話題か?
はい!宝塚北スマートIC(新名神高速道路)とサービスエリアがホットな話題になっています。
建物の外観は宝塚歌劇場や「花のみち」と同じように南欧風の景観。
宝塚モダンがコンセプトですって。
多剤併用(ポリファーマシー)による有害事象や服用過誤の問題を、医師会や薬剤師会・市全域での連携で発展させ多剤併用の適正化に効果を上げている市立病院発の取り組みと仕組み作りを、その中心となって5年も前から動いている吉岡先生に伺ってきました。
厚生労働省の調べでは、患者一人当たりの平均投与薬剤数(入院外)は高齢者で平均6剤の処方が行われています。
高齢者の場合は6種類以上の服用で意識障害や低血糖・肝機能障害といった発生リスクが高くなり、生命予後の関係でも多剤併用群は男女ともに生前率が低くなるという研究報告が出ています。
患者様のQOLを考え、どうしたら患者様も家族も医療も、みんながハッピーになれるように検証し考え抜いて吉岡先生が起こした行動は真似できるものではありません。
が、私も少しでも吉岡先生に近い動きをしたいと思い「毎月のミーティングに参加してもいいですか?」と。(我ながら思い切った〜。笑)
が、私も少しでも吉岡先生に近い動きをしたいと思い「毎月のミーティングに参加してもいいですか?」と。(我ながら思い切った〜。笑)
「命をつなぐことができた患者様の未来に “最期まで自分の足で歩ける”という維持期のご提案がしたいんです」と私がいうと、吉岡先生は目をキラキラさせながら「とても大切なことです。ぜひ参加してください」と言ってくれました。