がんばれ、受験生！

　　　　　　　　　いつもと変わらない朝…いつもと変わらない朝食。
　　　　　　　　　15の春を迎えた息子の朝食です。

いよいよ今日から受験がスタート。
2月10日は兵庫県の私立高校が一斉に入試をします。
続いて2月14日は兵庫県公立高校の推薦・特色選抜入試。
その一か月後に公立高校一般入試を迎えます。

第一志望は娘の通う公立高校ですが、内申点では厳しい状況で推薦から受験することにしました。
その推薦入試に向けて中学校では模擬面接を行ってくださったのですが、その時の感想を校長先生が「学校通信」で伝えてくれました。

『程良い緊張感の中で、生徒たちが見せる姿は、飾り気のない素の内面をのぞかせます。
それは、不安定さを抱えながらも、日常生活で見せる表層ではなく、それぞれが持つ純粋無垢な可能性を感じさせるものでした』
～あなたの一番大切なものは何ですか？～
～あなたに一番影響を与えた人、与えている人がいるとしたらどなたですか？～
校長先生の質問に対する答えは圧倒的に【家族】だったそうです。（ちなみに息子は友達と答えたそうですが）

口べたな息子。
面接の練習をしようか？と娘に相談していたところでした。
娘は「あいつが考えることやから何も言わんほうがええで。お母さんは普通にしてあげた方がええ。あいつなりに緊張してるから」と答えが返ってきて「でもな～、とんちんかんなこと言わんかな？」と不安がいっぱいだったの…。
この通信読んで「口べたでもいい！飾り気のない素の気持ちを伝えれたらいい！」と思えた。
こうやって私たち親には見えない姿を伝えてくださる学校に感謝しながら、間もなく義務教育を終える淋しさを感じています。

『じゃあ、行ってくるわ』
『うん、行ってらっしゃい。頑張ってね』
いつもと変わらない朝食を食べて、いつもと同じように家を出た息子。
亡き祖父からもらった腕時計をつけ、まだ薄暗い朝の階段を駆け上って行きました。

頑張れ受験生＼(^o^)／