「あれから何年経った?」
ここ数週間、こんな会話がとても多かった。
会いたいと思っていてもなかなか時間が合わない人っていますよね。
そんな人に限って自分が心から尊敬する人だったり本音を語れる人だったり。
念願叶って再会できたお二人がいます。
彼女との出会いは遡ること12年前です。
ある日、共通の友人であるスポーツイラストレーター尾中哲夫氏から「芦屋美術館の掃除があるんやけどボランティアを募集してるんや、手伝ってあげてほしい」と連絡が入りました。
当時10歳だった息子を連れて芦屋美術館の芝生刈りをしたのは冬の寒い日だったと記憶しています。
「就職祝いさせてください」と連絡を頂き、四年ぶりの再会が実現したのは3月末です。
とても和やかな良い時間でした。
多くの受賞歴やパブリックコレクションを持つ有名な画家なのに、気取ったところも偉そうなところも一つもない謙虚な女性。
息子のためにお時間を作ってくれてありがとうございます。
「久しぶりだね〜」
静かで優しい口調は10年前と同じ。優しい眼差しも全然変わらない。
お兄ちゃんのような存在の男性と再会しました。
白い巨塔というドラマが昔ありましたが、まさにそんな世界を生きる大学病院の教授。
不整脈領域では日本だけではなく世界におけるトップレベルの診断・治療を行っている、そんな方を「お兄ちゃん」だなんて怒られちゃいそうですが、でもホンマのことやもん(笑)
製薬会社勤務の主人が初勤務地で担当した病院で知り合ったドクター。
「初めて和美ちゃんに会った時は、まさにギャルだったね」
「そうですよ、私22歳でした。若かった〜」と当時を振り返る。
伊豆に旅行に行くと言えば「車、使っていいよ」って、ご自身のマイカーを貸してくれたり、文京区の自宅に招いてくれたり、いち製薬会社のMRにそんなことしてくれるドクターは何処にいるでしょうか?
フレンチ料理とシャンパンを頂きながら「どうしてあんなに親切にしてくれたのですか?」と聞いてみました。
お兄ちゃんから返ってきた言葉は、
「出会った人は全てがご縁。一つ一つを大切に考えて生きているよ」
お兄ちゃんから返ってきた言葉は、
「出会った人は全てがご縁。一つ一つを大切に考えて生きているよ」
同感です。私も同じ想いです。
再会。
会いたい人にやっと会えた2018年の春。
エネルギー充電完了です。