去年の夏から冬にかけて強烈なストレスを感じた私の免疫力は、自分でも驚くほど低下していました。
今まで生きてきた中で最大級のストレス。
「ミナミナちゃんは人を信用しすぎだから心配」
「自分と合わんって人がいたら無理して付き合う必要はないんやよ」
「まず疑ってみよう」
など、人を疑ったり恨んだりしない無防備な私を心配して、周りの人はアドバイスをくれていました。
アボなほど「人を信用する」私が初めて体験した「人間不信」
嘘ばかりつく人に対して「どうして平気で嘘つくんだろう?」と理解に苦しみ苦しみ、もう理解不可能だと気付いた時、私の身体は悲鳴をあげていました。
寝れない、食べれない、寝汗かく、顔色が悪い、体重減少。
去年の12月は誰に会っても「大丈夫?倒れないでね。」と声をかけられる、貧弱な私がいました。
やっと乗り越えて元気になりましたが、あの時の組織破壊はすごかったのだと思います。
免疫力が低下しているとわかったのが3月末の大風邪。
薬を使わずに自分の熱でウイルスと戦いましたが、ストレスで破壊された組織の修復に時間がかかっていたのでしょうか、咳がなかなか取れませんでした。
「風邪に効く薬はない、水分摂ってしっかり寝ること」
岸和田市民病院の内科ドクターから言われたと、クライアント様(85歳)から聞いた時は「名言やな」と思いました。
『良心的な先生やと思いますよ。本当に風邪に効くお薬はないんです。風邪の不快症状は一時的に軽くできるけど根本的な改善にはならない。85歳というご年齢から考えると多剤服用する方がリスクが高いのよね〜。肝臓に負担かけるだけだからね』
そうクライアント様に言ったのは今年の1月。
風邪だからと、何種類ものお薬を…しかも1週間も2週間も出すクリニックがありますが、それが果たして身体のためになっているのか?自分自身で考えてもらいたいです。
これからの時代はコンプライアンスからアドヒアランスへの変換が必要です。
どちらも「治療を受ける」という行為においては同じですが、決定的な違いは「治療を受ける」という行為に対して患者の意思が関わっているかどうかという点。
コンプライアンスは医療従事者から患者への一方的な指導関係
アドヒアランスは医療従事者と患者の相互理解を基にした関係。
自分の身体のことです。
言われたままではなく、自分の身体に必要なのかどうか?しっかり理解して積極的に改善に取り組みましょうね。