虹の橋を渡って…
14年間ずっと私たち家族の傍にいてくれたキャンディが逝っちゃいました。
肺水腫と診断されてから一カ月、よく頑張ってくれたと思います。
呼吸ができない苦しさを目の当たりにして、安楽死という選択も頭をよぎったことがあります。でも出来ませんでした。
体力の限界でフラフラになりながら、それでもトイレだけはちゃんと行っていた…
用を足してはトイレで倒れる、そんなキャンディに「もらしてもいいよ。お母さんちゃんと片付けるから」って言ってたのに、最後の最後まで何度も倒れながらトイレに行っていたキャンディ…思い出すと健気さに涙が出ます。
お別れは6月2日の夕方。
私の腕の中で私に抱かれたまま息を引き取りました。
独りぼっちで逝かせたくなくて、いつも出掛ける時は「キャンディ、待っててね。お母さん直ぐに帰ってくるから絶対に待っててね」と声をかけていたの。
ちゃんと待っていてくれました。あの子が逝くときに傍にいてあげれて良かった、本当に良かったと思います。
人の身体にはこれほどの水分があるのだと納得するくらいの涙を流しました。
キャンディの血統証名は「ラマンチャーズ・ダイヤモンド・アイ」
東京・府中市のヨークシャテリア・ブリーダーからキャンディを選んで連れて帰ってきたのは夫。
キャンディの母親ラマンチャーズ・クリスマス・ベルの横でじっとしていた小さなキャンディを見つけてくれました。
その夫の男泣き、あんなに泣いている顔みるのは初めてだったかもしれません。
娘も息子もキャンディには本当に優しかった…どんなに疲れていてもキャンディのことは嫌がらずにお世話してました。
冷たくなっていくキャンディの傍から離れられず泣いて泣いて、そのうち泣き疲れてキャンディの横で寝てしまった子ども達の姿にまた泣いた日曜日の夜。
辛いお別れでした…
『虹の橋』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%B9%E3%81%AE%E6%A9%8B_(%E8%A9%A9)
亡くなったペット達は虹の橋を渡って、そのたもとにある楽園で走り回っているそうです。
飼い主が天国に逝った時に再会する!それまでその楽園で元気に待っていてくれるのですって。
家族で棺を作りました。その棺に「また会おうね、キャンディ」と書き込んだメッセージ。
いつか、きっと会える。
キャンディに会えるその日まで、私はあの子が残してくれた沢山のメッセージを胸に頑張ろうと思います(*^_^*)