私が生まれ育った家には仏壇がありました。
まんまんちゃん。
おさがり。
仏壇がある家ならではの言葉は自然に覚え、お供えしてから戴くという習慣もごくごく自然に身に付いたと思います。
洋菓子より和菓子が好きなのも、きっと「おやつ=おさがり(和菓子)」だったから、かな?(お供えものは和菓子ばっかりでしたからね)
播州赤穂名物 総本家かん川の「塩味饅頭」
岡山名物 「大手まんぢゅう」
宮崎 味のくらや「からいも団子」
数えてみればきりがないくらい美味しい和菓子を知っています、私(-^〇^-)
近所でいえば、何といっても西宮市苦楽園『こはく』の酒饅頭ですね。
酒蔵の街、西宮。
店主さんは色々な酒屋さんの酒粕を試して、この酒饅頭を作られたとか。
美味しいと感じる和菓子には、積み重ねてきた歴史や作り手の心意気が味に浸透していると感じます。