今年で12回目の開催となる体験型イベントは、毎年2万数千人が参加する大きな催しです。
日本産婦人科学会や各企業が企画し、ママ・パパ・ベビーを応援する楽しいイベントは今年もインテックス大阪で開催されました。
ドクター講演会・各企業のセミナー・体験コーナー・マタニティーグッズやベビー用品の販売や抽選会など、マタニティーや新米パパが喜ぶ企画が盛りだくさんで活気&活気。
去年に引き続き、ドクター講演会で「産前・産後のママたちの骨盤底筋のゆるみが、将来の腰痛や肩こり・膝痛、ひいては尿もれ・頻尿・臓器脱へと広がっていく」という内容で、産前・産後の骨盤ケアを誠医師が講演されました。
出産前から体幹や骨盤底筋の筋力を調整することで最大5キロ以上になる子宮の重みにも耐えることができ、出産時に受ける骨盤底筋の損傷も、早期(産後3週間後)トレーンング再開によってスムーズに回復できる。
科学的な検証結果で医学論文になっているのに、なぜか日本はこんな大切なことへの対策が遅い。
ヨーロッパでは20年も前から健康保険を適応して行っているのに…
骨盤底筋ってなに?どこにあるの?
出産前からできることって?出産後にどうしたらいいの?
トレーニングしないと将来どうなるの?
意識の高いマタニティーや新米パパは誠医師の講演を真剣に聞いていました。しっかりメモをとっている男性もいらっしゃいました。
誠医師の講演に続いて、トレーナーによる実技指導は「出産前から始めよう!!骨盤底筋エクササイズ」
骨盤底筋のトレーニングといえば、一般的に「1日何回か肛門を締めてゆるめてキュッ・パッする」という、いわゆる「キュッ・パッ」体操が効果的だと言われていますが、いえいえ、そんな単純なものではないのです。
骨盤の正しい向きや横隔膜の使い方、そして足底(足ゆび)の動き、締める動作が重要。
腹式呼吸からスタートし、足ゆび運動から立ち座り動作、そして全身をダイナミックに動かすスクワットまで約20分の実技、たくさんの参加者と楽しく動くことができました。
ドクター講演会に参加してくださったマタニティーさんから、もうすぐ命が誕生します♡
自分の育児時代に先輩ママから教えてもらった素敵な言葉 『子育ては親育て』
振り返ると本当にその通りでした、子育てを通して学んだことが今の私を形成してくれたと思います。
もうすぐ誕生するベビーちゃんの健やかな成長と、ママ&パパの楽しい育児生活を願いマタニティーカーニバル2017の報告とさせていただきます。