父がまだ生きていた頃は「信州に行くぞ」「那智勝浦へ行くぞ」など、
思いついた場所に行くために丑三つ時に起こされて車で出発していた我が家。
父の思いつきというより夫婦の思いつき?だったかも。
20時を過ぎると父と母は決まって応接室で揃ってNHKを観ていました。
番組の中で「行きたい」と衝動に駆られるような土地がクローズアップされていたのでしょうね。
丑三つ時の誘いは金曜日か土曜日なのですが、私も弟たちも眠いのなんのって。
「行きたくない〜」と言えばいいのだけど、置いてけぼり感が嫌で車に乗り込んでいたこと覚えています。
父が運転する車の中でひたすら眠り、朝日で目がさめると別世界の海が広がっていたり美しいアルプス山脈に感動したり。
その思いつきドライブ小旅行先で食べた長野県の市田柿。
上品な甘さがたまらなく美味しかったので、今でもずっと柿=市田です。
週に2回のパーソナルセッションを受けてくれているクライアントさんが、大好物の干し柿を使った和菓子をプレゼントしてくれました。