ハートに直球ずっこ~ん!この言葉を知ったのはいつだったかな…
新婚時代だったように記憶している。
私は手料理主義の母に育てられて、実はそんな母に密かに反発して「手料理なんて嫌い」と思っていた時期がありました。
スーパーに売っているお総菜が食べたくて、こっそり買い食いしてみたり…
お肉屋さんのコロッケに憧れてみたり…
とにかく売ってるものが食べたかったの。
だから、結婚して関西を離れた時「母の目がない、ラッキー!これで総菜が沢山食べることができる」って思った、卑しいよね心が(笑)
新婚時代だったから手料理はちゃんと作りましたよ。新妻としてのプライドね♪
でも自分でこっそり総菜を買って味わっていたの、だって厳しい母の目がないのよ、こんなチャンスないやん(笑)
しばらくは総菜買って食べること楽しんだ^m^
でも…やっぱり育ってきた環境・食生活ってすごい。さんざん楽しんだ後は戻るのよね~
気づけば母のかぼちゃが食べたいと思った。
気づけば母の作るコロッケが懐かしく思えた。
そんな時だったと思う『手作りの料理が温かいのは、作り手の体温を感じるから』という言葉を聞いたのは。
家族のために作る手料理には、健康を願う温かな愛情が込めれているものね!野菜を刻む手から、コンロを回す手から、どの動作にも愛情と作り手の体温が伝わってる。
半年前、友達とガス展に行った時に衝動買いした大阪ガスのコンロ「チャオ」
神戸・トムコの社長である土谷さんがいらっしゃったので、いっぱいサービスしてもらってラッキー購入することが出来ました\(^o^)/ (背が高い男性が土谷社長です)そのチャオが大活躍してくれた2014年のおせち料理。今年もまた頑張って作りましたよ~!
12月で二十歳になった娘が生まれた時に「子どもが成人するまで作り続けよう」と誓ったおせち料理。
彼女が小さい頃から、おせち料理の意味や出汁の取り方、味付け方法を教えながら作ってきたつもりだけど…どうだろう、彼女の脳にインプットされているかな(^_^;)
彼女が母になった時に自分の子どもに教えることが出来るかな…やや不安(笑)
やっぱり12月生まれで18歳になったばかりの息子が成人するまで、あと2年。
頑張って手作りのおせちを作ろうと思います♪
今は一緒に住んでいて、私の作る料理は食卓に並んでて当然だと思っているでしょうね~
朝になれば朝食が出来てて、夜に帰宅すれば食事が出来ている。
私の体温なんて少しも感じていないと思う。だって、私がそうだったから。
でも、この家を巣立っていったとき「お母さんの料理って温かかったな」って、「お母さんのお味噌汁飲みたいな」「おかんのハンバーグ食いて~」って、どこかでそう思ってくれると信じています。
天国の父がいつも言ってた言葉 ~家族が羽を休める場所を作ってあげなさい~
羽を休めに帰ってきた時、私は体温が伝わる手料理を作る妻・母でいたいと思います。