「ここで涙流しちゃまずいやろ」って解ってはいるものの、溢れる涙を止められない時があります。そんな時は鼻の奥がツーンと痛くなってとトナカイになってしまう私。笑
ラグビー雑誌の世界では有名な村上晃一氏の「仲間を信じて」という本です。
6名のラガーマンのストーリー。そこには有名な林敏之さんや大畑大介君の話もあり興味深く読ませてもらいました。
神戸製鋼黄金時代に活躍した林さんは、娘の同級生のお父様。
私の娘は神戸大学附属住吉小・中を卒業しているのですが、林さんの息子君とは小1の時に一緒のクラスになったご縁で仲良しに。
林さんの奥様にはよくしていただいて、家に招待してもらったりランチに行ったりと楽しい時間を共有しました。
林さんは大活躍の選手だったから怪我も多かった。奥様が膝の大手術の話をしていたことを思い出してとても懐かしい気持ちになりました。
大畑大介君は私がフリー契約しているスポーツクラブのメンバーさん。
真面目にトレーニングしている姿を何度か見ています。
幼少の頃から練習の虫で「努力する天才」と言われていたと本で知り、なるほど!丁寧で真剣な筋トレ姿勢に納得。トレーナーの目線からみても正しく筋肉にアプローチできているトレーニングなのです。
トライでは世界記録の保持者で素晴らしい偉業を成し遂げた彼のご実家は大阪のパン屋さん。大畑君を育て見守り続けたご両親の焼くパン、一度食べてみたい…。
大きなハンディキャップを背負いながらラグビーを続けた無名の選手の話は、思わず涙が。
さり気なく彼を支え続けた仲間の友情と、ハンディキャップを持ちながら激しいスポーツを選んだ息子を応援するご両親の愛情。
同じラグビー選手を息子にもつ母親として「私ならこんな時どういう声掛けするのだろう」と考えながら、時に感動で鳥肌立ちながら読み進めました。
この本を読み終えて、私がPTA時代に心の琴線に触れた言葉がよみがえってきました。
息子が小学生のとき私はPTA副会長で、会議のたびに司会を務めていたのですが、その司会の流れを中断するくらい熱くなった会議があります。
議題は「運動会で競う種目をなくして全員で優勝にするのはどうか?」
ゆとり教育含めイジメの問題が重なって学校が出した案だったのですが、その題に対してある方が「私は競う種目があってもいいと思います。“僕は勉強が苦手だったけど走るのは得意だった!だからリレーではいつもヒーローだった”こんな思い出を作るのが運動会ではないですか?輝けた自分がいたから頑張っていこうって力になるのではないでしょうか」と言いました。
学校側とPTAが真剣に話し合った結局「従来通り勝敗をつける運動会」に決定。
10年以上も前、ちょうど今頃の季節で新緑が美しい5月末だったと記憶しています。
勇気を持って発言してくれたその方こそ、幼稚園から大学までラグビーする息子達を見守り続けたお母様だったのです。
「仲間を信じて」を読んで、ラグビーのみならず子どものスポーツを見守る親の心境に共感できて良かったと思います。
子どもが描いていく世界に私たち親が出来ることは…特に母親として出来ることは、温かいご飯を作って羽を休める場所を作ってあげること。そして時に心に寄り添ってあげることなのかもしれませんね。
~苦楽園 5月~
水 曜 日 9:30~10:45 11:30~12:45 (5月22日は9:30~10:45のみ)
土 曜 日 19:30~20:45 (5月11日・25日)
北夙川体育館 会議室
料 金: 1回 1000円
持ち物: 水分・タオル・ヨガマット(なければバスタオル)
~潮芦屋 5月~
月 曜 日 19:30~20:45 (5月6日は休みです)
木 曜 日 13:10~14:25 (5月30日は休みです)
潮芦屋交流センター 101号室
料 金: 1回 1000円
持ち物: 水分・タオル・ヨガマット(なければバスタオル)
~上甲子園(ヨガクラブ) 5月~
木 曜 日 10:00~11:15 (5月2日・9日・30日)
*5月16日は和室がとれなかったので5月15日14時30分~15時45分に振り替えます)
上甲子園公民館 和室
料 金: 1回 1000円
持ち物: 水分・タオル・ヨガマット(なければバスタオル)