クライアント様「トレーニングする前に比べて減りました、だいたい8種類、かな」
私「え?最初は?」
クライアント様「20種類くらい....」
言葉を失いました。
1日に20種類も...そんな...
薬は臓器障害を引き起こします。
副作用のないと思われている風邪薬だってそう。
早く治るための風邪薬?そうじゃないよ、風邪諸症状の不快なストレスを感覚的に鈍麻させるだけで侵入してきた菌が死滅したわけではないんです。
多くの風邪薬には解熱鎮痛効果があるアセトアミノフェンを使っていて、その成分は薬効を発揮したのち肝臓へと集められ解毒されます。上手に解毒できたらいいのですが、風邪で体力が落ちている時なので、なかなか上手くいかない。
アセトアミノフェンは肝臓に負担をかける成分であるというデータが出ているので曲者なんです(厚生労働省 平成19年度〜23年度 薬効群別副作用症例数の状況を参照)
そう、臓器は確実に傷んでいるのです。
臓器が傷む(臓器障害)=早死という代償を背負うことを理解してもらいと切に思う今日この頃。
よほど大きな疾患をお持ちの方や体力が落ちているご年配者は、薬を使うことで辛さや不快症状というストレスを軽減したい気持ちはわからないでもないし仕方ないと思いますが、健康あるいは半健康人の方に関しては安易に薬を飲むという選択を自ら断ち切ってもらいたい、そう自分の意思で。
私の大切なクライアント様は精神安定剤や睡剤による薬漬けの毎日で、生活リズムが安定せず一日中意識がボーとしているような感覚があると言っています。
私は医師ではないので薬の指示を出すことはできません。
本当は臓器障害を起こしてまで飲んでもらいたくない!でも、それ言うこともできないんです。
なんとかしなきゃ...
私にできる最善の方法を探しながらクライアント様に寄り添い行動変容パターンへ繋げていきたい、ライフコーディネーターとしての使命だと感じています。